内視鏡看護師の主な役割は、検査時の介助や患者のサポートです。内視鏡検査が初めてという人もいるため、患者が安心して検査を受けられるよう、細かくわかりやすく説明する必要があります。
不安になる気持ちは誰もが持つものなので、不安を抑える役目も担っているのです。患者からすると、医師よりも看護師のほうが近い存在であると認識されていることが多いため、寄り添ったサポートを求められることもあります。
そのときに患者の様子などを確認して、違和感などがあれば医師に報告することも大切な役割です。患者のサポートだけでなく、医師のサポートも重要です。
内視鏡検査や治療では、看護師のサポートがないとスムーズに進みません。そのため、訓練された看護師が近くでサポートすることで、スムーズな検査ができるかどうかが左右されるのです。
さらに、医師が次の手順に移りやすいように準備をして、検査などが問題なく進むようにサポートします。内視鏡看護師のやりがいとしては、専門的な知識を得られることで最新の医療を学べることです。
また、キャリアアップに繋がることもやりがいとして感じる人も多いでしょう。内視鏡は専門職なので、経験を積めば簡単に取り替えられない人材になることができます。
専門性の高い看護師は強みであり、他の病院に移っても待遇がよくなる可能性があります。給料が上がる可能性などを考えると、大きなやりがいの1つとして感じるのではないでしょうか。
特に内視鏡手術は色々な病院で取り入れているものなので、引き抜きがあるかもしれません。看護師として上を目指すときには、内視鏡室の経験などは大きな武器になります。